透析室のご案内

透析部門は48床のベッドサイドモニターを有し、多くの患者さんは送迎サービスを利用して通院をされています。
送迎サービスは広範囲に対応していますが、対象の地区か否かについては遠慮なくお電話等にてご相談下さい(車椅子にも対応しています)。
透析は全台オンラインHDFが可能で、開業時より透析装置と透析管理コンピューターが連動するシステムを採用しており、安全性・業務効率が向上され、看護師は大切な患者さんのケアを充実させています。

治療機器の紹介

透析管理システムDrヘモディ

ベッドサイドにて、長期にわたる透析記録、レントゲン、検査などのデータを速やかに確認することができます。

ベッドサイドで透析装置、PCが全台接続されたことで、透析条件、装置状態など監視側(PC)、操作側(透析装置)同時チェックすることが可能となり、より安全性が向上しました。

さらに全台オンラインHDFが可能で、当院では多くの患者様がオンラインHDFの治療を受けていらっしゃいます。

変更後「透析後が楽になった」「尿量が増えた」「食欲が出てきた」など患者様から好評を得ています。
また、オンライン HDFには透析液の清浄化が欠かせません。

水処理装置、透析液溶解装置、透析液供給装置、ベッドサイドコンソールは同一のメーカーのシステムを使用し、 (社)日本臨床工学技士会透析液清浄化ガイドラインを順守する為、3名の臨床工学技士が機器管理を担当しています。

さらに透析中に血圧低下を起こさないように、BV計を用いて循環血液量の変化を計測して適正な除水速度を提案し、患者さんの体に負担の少ない透析を提供しております。

オンラインHDF

オンラインHDFとは何ですか?

透析に加えて、大量の補液(透析液)をして濾過量を増やし、透析では通りにくい物質を除去します。

  • 心臓への負担が減り、血圧が安定する
  • 尿が出る期間が延長する
  • 炎症マーカーが減少して、酸化ストレスが改善する
  • 貧血が改善する
  • 食欲が出て、栄養状態が良くなる

などといった、透析患者様の予後を改善させる効果があります。